傑作ディストピア小説の続編! 作者を仏版エルが直撃
マーガレット・アトウッド
カナダを代表する作家アトウッドの『侍女の物語』が出版されたのは1985年。描かれたディストピアは排外主義が蔓延する近年においておとぎ話ではなくなった。ドラマ化でも話題となった原作の続編が、9月、34年ぶりに発売。最新作は前作から15年後の物語。ギレアデ共和国の協力者リディアおばのほか、カナダで自由に暮らすデイジー、ギレアドに生まれたアグネスの3人の女性の視点でつづられる。
「前作から、女性運動が後退したレーガン大統領の時代、消費文化、9.11を経て、オバマ大統領の反動で保守派が加速したトランプの現代、ギレアデの物語に戻るべきだと思いました。私はリディアおばのような体制への協力者の存在に興味があります。常に体制が崩壊するには二重スパイのような内部に入り込んだ存在が必要だからです。また、常に気候問題は重要です。不作はいつも革命のもとになり得るから。フランス革命のようにね」
PROFILE
1939年、カナダ・オタワ生まれ。’85年『侍女の物語』でカナダ総督文学賞、2000年『昏き目の暗殺者』でブッカー賞を受賞。ノーベル文学賞に近い作家といわれている。
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