本の期間限定カバーに推薦文が採用された近藤頑之助君(高知市のTSUTAYA中万々店)
高知市初月小5年の近藤頑之助君「読む側から出る側に。夢みたい」日本の昔話をミステリー小説に仕立てた「むかしむかしあるところに、死体がありました。」(青柳碧人(あいと)著、双葉社)の期間限定カバーに、高知市内の男子小学生が書いた“推薦文”が採用され、全国の書店にその本が並んでいる。
採用された近藤君の推薦文。この直筆のまま、カバーに印刷された
推薦文を書いたのは、初月小学校5年の近藤頑之助(がんのすけ)君(11)。〈ビックリだらけの5つの話。大きくなった一寸ぼうしの計画…。花さかじいさんを殺した犯人は…〉。これらの文が本人の直筆を生かしてカバーに印刷されており、近藤君は「夢みたい。本を読む側から、本に出る側になれてうれしい」と喜んでいる。近藤君が推薦した「むかしむかしあるところに、死体がありました。」
採用のきっかけは、近藤君が通っている塾が主催し、高知市のTSUTAYA中万々店で開かれたビブリオバトル(本のお薦め合戦)。塾生の小中学生15人ほどが出場し、それぞれのいち押し本をアピールした結果、「むかしむかし―」の推薦文を発表した近藤君が優勝した。普段は人前で話すことが苦手だそうだが、「この本は、知っちゅう昔話がミステリー要素いっぱいの物語になっていて、面白いから読んでほしかった」。薦めたい気持ちを込めての優勝だった。
そして同店のツイッターが近藤君の「むかしむかし―」の推薦文を紹介。それを見た出版元の双葉社が気に入り、期間限定カバーに採用された。
近藤君にさらにうれしい出来事が起きた。著者の青柳碧人さんからお礼の手紙とサイン本が届いたのだ。
「青柳さんは『これからも本をいっぱい読んでください』と書いちょった。僕は『コロコロコミック』ばっかり読んでいたけど、『むかしむかし―』が面白かったから、本をよく読むようになった。今は字を読んで想像して、自分の頭で考えながら読書するのが楽しい」
縁をつないだ形のTSUTAYA中万々店も「本好きな小学生が全国的に取り上げられて、そのきっかけをつくれたことが地元の本屋としてとてもうれしい」と喜んでいた。(田村文)
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January 18, 2020 at 06:35AM
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僕の推薦文が本のカバーに 地元書店が縁つなぐ - 高知新聞
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