リビア内戦の当事者や関係国がベルリンに集まり、停戦に向けて協議が行われました。ただ、その前には反政府勢力が港湾からの石油輸出を妨害、暫定政府が反発しており、停戦は一筋縄ではいきそうにありません。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。
一堂に会し
リビア内戦で戦闘を繰り広げてきた暫定政権と反政府勢力、およびそれぞれを支援する外国勢などが一堂に会する 国際会議が開催された。東部を拠点とする「リビア国民軍」を率いるハフタル司令官とシラージュ暫定首相がそれぞれ5人ずつ指名する委員会が、より永続的な停戦の条件を決めることになる。停戦協定を結べば、公的機関統合と2014年以来となる選挙実施に向けた作業という次の段階に移る。
普通選挙を拒否
香港の デモは平和裏に始まったが、一部の参加者が暴力行為を扇動したとして、警察はデモの早期解散を命じ、多くの身柄を拘束。警察官2人が負傷したことを明らかにした。香港政府は長文の声明を発表し、デモ隊の主要要求である普通選挙をあらためて拒否した。
外相交代
北朝鮮は朝鮮人民軍出身で韓国との高級対話の責任者を務めた 李善権氏を外相に起用した、と聯合ニュースが19日伝えた。今回の外相交代で、停滞していた北朝鮮の非核化を巡る米朝の交渉の行方が変化する可能性もある。
初の有人飛行に向け
イーロン・マスク氏率いる スペースXは同社初の有人飛行に向け、最後の安全試験に成功した。宇宙船「クルー・ドラゴン」を搭載したロケット「ファルコン9」は、米航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。離陸後、約84秒後にドラゴンがロケットから緊急脱出できる能力が示された。
カタール初
丸紅と仏石油会社トタルは、カタール初の太陽エネルギー発電プラントの少数権益を取得することでカタール側と合意した。事業費は17億リヤル(約510億円)。カタールのエネルギー相は両社が合わせて40%の権益(丸紅が20.4%、トタルが19.6%)を取得し、資金面と技術的な専門知識の面で関わると説明した。残る60%はカタールの合弁会社が保有する。
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