
HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE
たくさんの書籍と本好きの人々が集まる書店やブックカフェ、図書館には、それぞれ独自の「表情」がある。個性的な「本の居場所」を紹介するこのシリーズ。今回はショービジネスの街、東京・日比谷を舞台に「すべての女性たちを応援する」というコンセプトで営業している「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」を訪ねた。
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ネットを通じて番組を聴ける「radiko(ラジコ)」の普及や人工知能(AI)スピーカーの登場などを背景にラジオ人気が高まっている。ベストセラーやビジネス書などの書評を、耳から楽しむ人も増えてきた。そんな活字好きリスナーの間で最近話題になった番組が2019年末放送の「No Book, No Life~正月休みに楽しみたい 私のベストブック2019」(NHK)だ。
「本なしでは生きられない」と銘打つ読書マニアのための放送に、ゲストの一人として書店員著述家の新井見枝香氏が出演した。新井氏は、一番面白かった本を個人で選んで発表する「新井賞」の主宰者として知られている。半年に一度、芥川賞・直木賞と同日に発表しているこの賞は、顧客におすすめしたい本を書店の売り場で伝えるために創設したという。ラジオ番組で「ベストブック」の一つとして紹介されたのは小川糸著『ライオンのおやつ』。この本は2020年1月15日に第11回新井賞にも選定された。
「女性のための本屋」
新井氏が勤務している「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」を3月初旬の午後に訪ねた。複合商業ビル「日比谷シャンテ」の3階に立地する小規模店でローソンエンタテインメント(東京・品川)が経営する。書籍を中心に音楽ソフトや歌劇関連のグッズや雑貨など品ぞろえの幅は広い。東京宝塚劇場に近接しており、周囲に洗練されたブティックや飲食店が集まっていることから、訪ねた時間帯には来店客のほとんどが女性だった。
2018年3月23日に「女性のための本屋」というキャッチフレーズを掲げてオープンした。映画や舞台を中心にカルチャーを発信する周辺地区を「日本版ブロードウェイ」と位置づけ、顧客層を女性に絞ってマーケティング。すべての女性たちが、忙しい日々の中でふと立ち止まり、 本・音楽・映像を通して、ふたたび軽やかに歩き出す力を得る――。こんな場所を目指している。都心のちいさな別荘でありたいというメッセージを「HIBIYA COTTAGE(日比谷コテージ)」のネーミングに込めた。
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March 19, 2020 at 03:40PM
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