本屋や図書館に行きたいけれど、子供が本を破ってしまったらどうしよう−。子を持つ親なら一度は抱いたことがある逡巡(しゅんじゅん)に応えた絵本屋が、さいたま市にオープンした。売り物の本を破ったり汚したりしてもいいというおおらかな店で、乳幼児を持つ母親らに好評だ。
本屋や図書館に行きたいけれど、子供が本を破ってしまったらどうしよう−。子を持つ親なら一度は抱いたことがある逡巡(しゅんじゅん)に応えた絵本屋が、さいたま市にオープンした。売り物の本を破ったり汚したりしてもいいというおおらかな店で、乳幼児を持つ母親らに好評だ。

カーペットが一面に敷き詰められた店内で、子供たちが思い思いに絵本を読んだり、備え付けのおもちゃで遊んだり……。「絵本屋CUBE」(さいたま市浦和区)の雰囲気は、「書店」のイメージからは程遠い。
店長の内田明宏さん(30)は会社を辞めてこの店を開いた。長男の子育てを通じ、子供を連れて絵本をじっくり選べる場所が少ないと痛感したからだ。
「自らページをめくって読む絵本は、子供の自発性や想像力を育てる。親の押し付けではなく、子供が本当に好きな絵本を選べる環境を作りたいと思った」
そこで思いついたのは、「入場料」のある本屋だ。大人300円、子供900円(2人目から無料)という高めの額に設定し、子供が本を破いたりした場合でも、親も店側も気にせずに済むような仕組みにした。本を買わずに親子で一緒に過ごすだけでも構わない。
「周囲の目線を気にせず子供と絵本を選べる店はなかなかない。また来たい」
3歳の娘を連れて訪れたさいたま市西区の主婦、鈴木真理奈さん(34)は笑顔で話した。
昨年12月に店を開いた内田さんが「初めての試練」と呼ぶのは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う客足の減少だ。今月3日からは、不特定多数が訪れる通常の営業を、事前予約が必要な有料貸し切り制に切り替えている。
「2歳になった長男も店を気に入ってくれている。新型コロナウイルスを乗り越えて、子供たちが絵本の世界に触れ合える場を維持したい」
内田さんは力を込めた。(竹之内秀介)
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March 11, 2020 at 09:26AM
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