和歌山県御坊市内の商業施設で万引きしたとして、県は28日、県国際課の旅券事務長(59)(課長級)の男性職員を同日付で停職6か月の懲戒処分にした。
発表によると、職員は5月4日、御坊市内のホームセンターでスイカの苗1本(300円相当)を購入した後、店内に戻って別のスイカ苗3本(計1600円相当)を買い物袋に入れ、金を払わずに帰ろうとした。店員が県警御坊署に通報し、その後、本人が代金を支払ったという。御坊署が捜査を続けている。
県の聞き取りに対し、職員は「卑しい気持ちで、つい万引きをしてしまった」と話しているといい、県国際課の岡沢利彦課長は「公務員として許しがたい行為。県民の信用を大きく損なう事態になり、深くおわびする」と謝罪した。
13日には、県庁の女子トイレに小型カメラを置いて盗撮したとして県秘書課の男性職員が県迷惑防止条例違反(盗撮)などの容疑で、県紀北家畜保健衛生所の女性職員が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で相次いで県警に逮捕された。窪田東監察査察課長は「職員が立て続けに事件を起こしていることは誠に遺憾。研修や会議で綱紀粛正をさらに徹底する」と述べた。
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May 29, 2020 at 05:50AM
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スイカ苗1本購入、店に戻って3本万引き…県旅券事務長「卑しい気持ちでつい」 - 読売新聞
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