きょうの一冊 『線は、僕を描く』(砥上 裕將著/講談社) こんな時に読みたい ・一歩踏み出す勇気がない時 ・優しくなりたい時 ・青春を感じたい時 「自称文学YouTuberより俺の方が読んでいる自信あるわ」 「エンタメ読んでれば文学Youtuberできちゃう時代ですからね」 「蔵書300冊で読書家気取り」 SNSでは色々な意見が飛び交う。 “文学YouTuber”という形は自分で試行錯誤しながらつくってきたつもりでいたが、いつの間にか資格制になっていたのだろうか? もちろん、頭では各々が好きなように「こうあるべき」を押しつけているとわかっているし、私の活動を好意的に見てくれる人の方が多いこともわかっている。しかし、心はそう簡単にコントロールできるものではない。 私の動画は元々マルチジャンルだった。読書ジャンルに絞ってからしばらくはガクッと下がる再生数に苦しんだ。しかし、「ずっと読書が止まっていたところ、動画をきっかけに改めて読書の魅力に気付きました!」「今まで本なんて興味なかったのに趣味が読書になりました!」というコメントをもらうようになった。私が誰かの人生にポジティブな影響を与えられ、とても嬉しかった。 それなのに、”誰かの理想像”とかけ離れていると意識させられることで劣等感を抱く。ちょっぴりあった自信は、いとも簡単に消え去ってしまうのだ。 「月に何冊読みますか?」 取材では必ず聞かれる質問だ。かつては何とも思わなかったのに、今では「5~10冊ですね…」と気弱に答えるようになった。きっと記者が期待する数字には届いていない。でも、それで私がわかられてしまうのだろうか? 求められる理想に合わせようとする気持ちと、自分らしさを探す気持ちとが葛藤する。とにかく、周りの評価が自分の考えに浸透していることは間違いない。 そんな時に読んだ本が、『線は、僕を描く』だった。
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June 05, 2020 at 05:07PM
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YouTuberに「エゴサ」やめさせた本「誰かの理想」より大事なこと 水墨画と動画がシンクロした瞬間(withnews) - Yahoo!ニュース
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