アボカドは、専用ツールがあると、早くかつきれいに切れます。
でも、ツールがなくても、まな板を汚さずに、ナイフ1本で角切りやスライスが簡単にできるんです。
次の動画をご覧ください。うちではこの方法を使っています。
アボカドを切るのに必要なのは、ナイフ1本
アボカドをナイフ1本で角切りにする手順
- まず縦半分に切り、切り目を真ん中にしてずらしてアボカドを半分にします。
- 種にナイフを刺して回しつつ取ります。この時スプーンを使うと種に実がついたまま取れてしまってもったいないこともあるのですが、この方法でやると種はきれいに取れます。
- ナイフまたは、包丁のアゴ部分を刺して回してもOK。
- そのまま果肉にナイフを入れ、スライスや角切りにします。完熟だと皮をむいてもよし、または逆さまにして皮を軽く握るだけで果肉が出てきます。
動画のようにスプーンですくう場合には、まず果肉を格子状に切るととても簡単に果肉が取れるので、ぜひお試しください。
アボカドの熟度を調べる3つの方法
さて、このようにナイフでささっと切るにはアボカドがちょうど良い熟し具合であることが条件です。
熟度をチェックする方法は3つあります。
その1:ヘタ
上の動画の0:10〜0:12で、ヘタを取った部分の色で熟度を比較しています。その部分が茶色だと熟しすぎ。ヘタがすぐに取れてその下が緑になっていると食べごろです。
わたしの経験ではこのヘタテスト、かなり精度が高いので自宅で食べごろをチェックする時に使えます。
その2:アボカドの柔らかさ
指で軽く押してみて、果肉が無理なくへこむようになったらパーフェクト。
こちらの動画の0:14〜0:50を参照ください。
アボカドの一番分厚い部分を指で押してみます。そのへこみ具合で熟度をチェックします。
その3:皮の色
緑色なら熟すまでに数日、少し黒っぽくなればきれいなスライス向け、黒が濃くなると果肉は柔らかく簡単につぶすことができます。
ナイフで怪我をしないように気をつけること
アボカドを切っていて手を怪我する件数が増えているとNPRが伝えていました。
医者やシェフの怪我防止アドバイスをまとめると次のようになります。
1:ナイフを握っていないほうの手を分厚いキッチンタオルで守る
これは最初の動画でもやっていましたね。しっかりアボカドが持てるなら、キッチンミトンでもいいでしょう。
2:プラスチックナイフを使う
熟したアボカドは切れますが、プラスチックナイフでは種を取り除くことはできないので、スプーンですくいます。
3:体から離れる方向にナイフを動かす
また、ナイフを種に刺したら左右に少しだけ動かし、種をゆるめると自然に種が外れます。というシェフのアドバイスがありました。
最初の動画では通常サイズの包丁を使っていましたが、個人的にはこのサイズよりも小さめのナイフが適していると感じています。
うちでは刃がギザギザになっているステーキ用のナイフを使っているので、種に刺す時には比較的滑りにくいのですが、それでもナイフを使う時には注意しています。
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