休校に伴い、自宅学習用の学習書を選ぶ親子=大分市高城の明林堂書店高城店
新型コロナウイルスの影響で外出自粛が求められている中、県内で「巣ごもり消費」が広がっている。自宅で過ごす時間を充実させる商品の売れ行きが好調で、感染が広がりやすい「3密」ではないレジャー施設も集客を伸ばす。「コロナ禍」で世の中が重苦しい雰囲気に包まれる中、関係者は思わぬ需要の高まりに戸惑いつつも商機を前向きに捉えている。
スーパースポーツゼビオ大分店(大分市光吉)では、健康器具やゴルフ用品、屋外で使うスポーツトイなどの3月の売り上げが前年同月比で1・5倍。例年、新生活に備えて運動を始める人が多いが、「これまでにない売れ行き」と驚く。電動ウォーカーやダンベルなど家族で使える器具に加え、体の免疫力を高めるためのアミノ酸入りゼリーなども好調という。
甲斐英充マネジャー(43)は「以前はトレーニング関連がよく売れていたが、最近は健康を意識した商品の動きがいい」と話す。
明林堂書店青山店(別府市山の手町)では、各学年の総復習ができる問題集は前年同月比2倍の売り上げがあった。小中学校の休校に伴い、計算ドリルや参考書と一緒に雑誌や漫画を買う人が増えている。シリーズの単行本をまとめ買いする客もいる。
河井秀樹店長(46)によると、ロードサイド店は好調な一方、商業施設内のテナントは来店客が減っており、立地によってまだら模様だという。「手放しで喜べる状況ではないが、この機会に読書の良さを再認識してもらえれば」と期待する。
レジャー施設は室内型を中心に苦戦するが、アウトドアは比較的影響を受けていない。大分パブリックゴルフ場(大分市津守)は3月の来場者が約10%増。屋内施設を敬遠した人や、体を動かしたくて再びクラブを握るケースが多いという。
運営会社の乙津隆蔵社長(44)は「先行きが見通せず、不安はある。お客さまに喜んでいただけるのなら様子を見ながら営業を続けていきたい」と話している。
※この記事は、4月20日 大分合同新聞 19ページに掲載されています。
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April 20, 2020 at 01:29AM
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広がる巣ごもり消費 健康器具、本、ゴルフ… 店舗側「思わぬ商機」 - 大分合同新聞
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