米大リーグのマイアミ・マーリンズの選手12人とコーチ2人が新型コロナウイルス検査で 陽性と判明したことに関連して、国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、シーズン続行が 危うくなった可能性があると述べました。大リーグは予定より約4カ月遅れて、先週開幕したばかりです。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。
年末まで継続
米金融当局は緊急融資プログラムの大半を 3カ月延長し、年内いっぱい継続する。新型コロナの影響で厳しい状況が続く経済を支援する。声明で当局は、延長により「プログラム利用を検討している場合に事前の計画が容易になるとともに、COVID19のパンデミックから経済が回復するのを促進するプログラムが、引き続き利用可能だという確実性を提供する」と説明した。
干渉はない
バー米司法長官は下院司法委員会で証言し、トランプ大統領からの干渉を受けずに司法長官として 独立した立場で動いていると主張した。長官は、「大統領はこれまでに干渉を試みていない」と言明。「むしろその逆で、私が独立した立場で判断し、自分が適切と考える行動を何でも起こすよう、最初から大統領には言われている」と説明した。
影響免れず
米マクドナルドでは世界全体の売上高が近年にない 急激な落ち込みとなった。パンデミックに対応しドライブスルーや宅配で営業を続けたが、消費者が慎重姿勢を強めたこともあり、悪影響を免れることはできなかった。4-6月(第2四半期)の世界既存店売上高は23.9%減と、ブルームバーグのデータでさかのぼれる少なくとも2005年以降で最悪の落ち込み。同社はまた、日本マクドナルドホールディングスへの出資を 大幅に縮小する方針を明らかにした。
350%
28日の米株式市場で、米イーストマン・コダックの 株価が急伸。同社が国防生産法を活用して米政府から7億6500万ドル(約803億円)を借り入れたとの、ダウ・ジョーンズ(DJ)通信の報道が手掛かり。コダック株は日中一時350%急伸した。終値でも203%高の7.94ドル。
地位危うし
世界の基軸通貨としてのドルの地位が脅かされつつあることを最近の金相場の急上昇が証明していると、ゴールドマン・サックス・グループが 指摘した。ゴールドマンのストラテジストらは、米金融当局が「インフレ・バイアス」の方向にシフトする可能性や政治的不確実性の増大、新型コロナ感染の米国での再拡大を巡る懸念などをドルが直面するリスクとして挙げた。またコロナ対策のための債務膨張で、ドルの通貨価値が劣化する恐れもあるとしている。
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